CARL ZEISS JEINA BINOCTAR 7×50
上記商品の出品です。
集めていたツァイスの古い双眼鏡も、ついに残り２本になりました。1本は今も現役で使っています。
商品は、調べた資料によると、1919年に軍事用につくられたもののようです。100年以上前のものということになります（定かではありません）。
ピントの調節は、両眼の接眼部を左右それぞれそれぞれ別々に合わせるタイプで、一般的な中央でリングを回すタイプではありません。状態は外観は入手したときと大きく変化ないのですが、写真の通り古いものですので塗装の剥がれ等目立ちます。レンズの方はカビ、くもり等多く見られます。光軸は私の個人的な判断では狂っているようには思いません（ただし、機械を使って測定したものではありませんので、厳密なものではないことをご了承ください）。必要な可動部に関しましては、スムーズというわけではありませんが、かたくて全く動かないという部分はありません。
付属品は革製のストライプのみで、ケース及び前後のキャップは付属しません。
レンズの状態につきましては、なるべく写真で分かるようにしましたが、それでも写し切れていないくもり、カビがあります。ご了承ください。
特徴としては、当時のこのサイズのものとしては非常に軽量であることだと思われます。
実際に覗いた時の感じとしては、もちろん現代の素晴らしい光学系にはかなうべくもなく、カビ、くもりの影響もあってかコントラストは今の工学系に比べれば良くありませんが、それでも双眼鏡としての機能はそれなりに果たしてくれていました（私が使う範囲では）。
それよりも何よりも、100年前のカール・ツァイス・イエナの歴史的な資料として価値を認めていただける方にぜひお譲りしたいと考えております。保管場所もなく、人目に触れることもなく、朽ちていくのはいかにも寂しいこの双眼鏡を生かしていただける方にぜひお譲りしたいと思っております。多数のご入札をお待ちしております。
入札及びお取引にあたり、いくつかお願いがあります。まず、最近落札後に連絡が取れなくなる方がたまにいらっしゃいます。2日以内に連絡をいただけない場合、落札者様都合にて削除させていただきます。この場合、落札者様に悪い評価が残りますのでご了承ください。また、当方日本語しか理解できませんので、日本語の理解できない方のご入札はご遠慮ください。さらに、商品は大変古いものです。説明だけでは十分にお伝え出来ない部分もあるかもしれませんが、趣旨をご理解の上、ノークレーム、ノーリターンにてお取引いただける方のご入札をお待ちしております。
それではよろしくお願いいたします。